居酒屋・飲み屋の開業資金と資格について

ここでは居酒屋・飲み屋の開業資金と必要な資格についてふれていきます。

とりわけ資金において居酒屋の場合、他の業種よりも設備資金がおおくかかります。
理由はメニューの構成上、煙が出る商品がおおくフードや煙突の設置が必須となりこれが費用を押し上げてしまうのです。
スケルトンの場合、工事費も合わせればフード、排気設備だけで200万円をこえてくるでしょう。
詳細は以下をご覧ください。

開業に必要な資金の内訳

不動産取得費
まずは物件をおさえなければなりません。
地域などによって敷金や礼金などの風習の違いはありますが、概ね小さい店舗であっても最低50万円以上は見ておくべきでしょう。
物件取得・物件探しに関してはこちらで詳しく説明していますのでご覧ください。(リンク)
また家賃の目安として、売り上げは家賃の10倍というのがあります。
家賃が20万円なら、月の売上は10倍の200万円を稼げるかどうかがひとつの基準となります。

設備資金
店舗の外装費、客席内装費、厨房工事費、厨房機器購入費、営業に欠かせない備品購入費などが含まれます。
物件の広さや、郊外にある独立型の路面店か、繁華街にあるビルイン型などの出店タイプによっても金額は大幅に変わってきます。
ここはしっかりと3社見積もりをとって比較検討するべきでしょう。

どちらにしても居酒屋は設備費用が高くなりがちなので、居抜き店をうまく活用することを強く
お勧めします。

運転資金
オープン後に使うために用意しておくべき資金です。
ご自身が予想しているよりも工事費などでいつの間にか予算がなくなってしまいがちです。
しかし食材の仕入れにはお金が必要なので、前もって確保しておきましょう。
安心できる目安としてよく言われているのが、月の売り上げの3倍は用意しておくことです。
利益ではなく売り上げの3倍です。

小型・中型店舗の総額費用はどれぐらいか

小型店舗の場合 100万~300万円

10席ぐらいの店舗であれば家庭用の厨房機器で代用できるケースもあり費用はおさえることができます。

そもそも小型店なので導入する設備自体も能力の小さい機器がほとんどです。
小型の機器であるぶん費用も比例して安くなります。

中型店の場合 200万~500万円

中型店以上の店舗であれば客席も20席以上になってきます。
それに伴い客席の空調設備だけでも100万円以上はかかります。

厨房機器の台数や能力も客席の増加に合わせて大型化、高性能化になっていきますので、それにあわせて費用も高くなります。
加えて客席の雰囲気にこだわった場合はさらに内装費も増えていきます。
参考までに以下で実例をご紹介いたします。

弊社が受けもった居酒屋の実例

実例1 居酒屋(中型店舗)大阪・門真市

物件取得費

50万円
10坪

家賃15万円
16席

厨房機器費

200万円

工事費

200万円

工事期間1週間

運転資金

100万円

オーナーの代がわりに伴う店舗の移転案件。
現存する店舗で営業を行いながら移転先の工事を進めたため1週間という速さで完了しました。
移転に際してガステーブルや炭焼き機、フライヤーなどの機器も一新しました。

実例2 居酒屋(小型店舗) 大阪・高槻市

物件取得費

30万円
7坪

家賃7万円
12席

厨房機器費

100万円

工事費

100万円

工事期間3週間

運転資金

50万円

オーナー様が20年間飲食業界で修業を積んだ後独立したお店。
店主とアルバイトの2名体制でこぢんまりとした作りになっています。
油分の多い鹿児島のとり肉を使用しているので、とり肉を焼くときに炎が上がりやすく演出効果の高い調理を行っています。

実例3 飲み屋 大阪市

物件取得費

80万円
7坪

家賃20万円
10席

厨房機器費

150万円

工事費

400万円

工事期間5週間

運転資金

100万円

日本酒をうりにした隠れ家的な飲み屋。
フード設備がなかったため工事費が高くなりましたが、それ以外の費用は比較的低予算で行えました。
購入した厨房機器は3口ガステーブル、フライヤー、炭コンロなど。

居酒屋に必要な資格や許可とは

居酒屋や飲み屋を開業する時に必要な資格は「食品衛生責任者」です。
調理師の資格は必須ではありませんが、もし持っているなら食品衛生責任者の資格は別途取得しなくてもかまいません。

もし店舗の規模がスタッフを含め30人以上収容する大きさであれば防火管理者の資格は必須になります。

また居酒屋として店のアピールポイントをつくる意味で取得するのも面白いかもしれない資格を簡単にご紹介します。

ビアアドバイザー
世界のビールの知識やテイスティング力、サービスのノウハウが身につく資格。
https://bsa.npofbo.org/

きき酒師
日本酒とそれにまつわる魅力を余すところなく学ぶことが出来る資格。
https://kikisake-shi.jp/

焼酎きき酒師
焼酎の知識、もてなしの基、テイスティング、サービス力が身につく資格。
https://shochu.kikisake-shi.com/

許可書や届ける書類について

届ける書類

届け先

時期など

飲食店営業許可

保健所

1日 1万円ほど

防火管理者選任届

消防署

1,2日 3,000円から5000円

防火対象設備しよう開始届

消防署

内装業者がやってくれることが多いが確認はしましょう

火を使用する設備等の設置届

消防署

設置までに

深夜酒類提供飲食店営業開始届出書

警察

深夜0時以降もお酒を提供する場合

風俗営業許可申請

警察

照明の明るさや個室のある店舗など該当する項目があるかもしれないので要確認

その他

開業届

税務署

開業後1カ月以内

労働保険の加入

労働基準監督署

従業員を雇う場合

雇用保険の加入

公共職業安定書

従業員を雇う場合

社会保険の加入

社会保険事務

従業員を雇う場合

居酒屋開業のポイント

メリット
1.居抜き物件が他の飲食店に比べて多く出店場所が決まりやすい。
2.運営方法や商品開発など他店にはない特徴を出すことで大きく利益を出すことも可能。
3.標準化、マニュアル化することでアルバイトでも調理可能なメニューが多い。

デメリット
1.ライバルが多く競争が激しい。
2.設備投資に費用がかかる。
3.重飲食なので油煙が出る。そのため住宅地周辺で開業する場合は配慮しないといけない。

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